gnuplot(ニュープロット しばしばグニュープロットとも)は、2次元もしくは3次元のグラフを作成するためのアプリケーションソフトウェアである。インターネットにおいて無料で配布されているフリーウェアである。1986年に最初のバージョンが開発された。現在では、Linux、UNIX、Windows、macOSなどの多くのオペレーティングシステム (OS) に対応したバージョンが開発されている。
オープンソースソフトウェアとして公開されており、高機能・高精度であることから、特に学術研究に広く利用されている。また、使い方を解説したWebサイトも数多く存在する。
機能
名称とライセンス
名前に「gnu」と冠されてこそいるが、GNUプロジェクトとは関係がなく、独自のライセンス形態をとっている。
「gnuplot」という名称は、作者であるトーマス・ウィリアムズ(Thomas Williams)とコリン・ケリー(Colin Kelley)が新しいプログラム名を考えていた際に決定された。 元々は「newplot」という名前を提案していたが、同名のソフトウェアが既に存在することが判明したため、発音が似ている「gnuplot」に変更された経緯がある。作者らは「gnu」という響きを好み、プードル(poodle)のような動物を連想させたことや、GNUプロジェクトの存在を知らなかったことからこの名称が選ばれており、GNUプロジェクトおよびFSF(フリーソフトウェア財団)とは無関係である。
ソースコードをコピーないし改変することは許されているが、改変を加えたバージョンの配布はパッチ形式でのみ可能である。したがってGPLと互換性がない。
使用例

使用したコマンドと結果として出力された画像を示す。
# Output to png file: set terminal png small color set output "logarithmic_spiral.png" # Same scale for both axes, half-size output: set size ratio -1 0.5, 0.5 # More sample points to produce smoother picture: set samples 170 # Axes in the center, no tick marks: set zeroaxis set noxtics set noytics set noborder set polar # set title "Logarithmic spiral (pitch 10 degrees)" plot [-4*pi:4*pi] [-8:10] [-8:6] 1.19**t notitle
関連ソフトウェア
現在では、標準でGUIフロントエンドが付属しているが、gnuplotを対話的に使いやすくするためのGUIフロントエンドアプリケーションも以下のように多数存在する。
- Cueplot (開発終了)
- Xgfe (開発終了)
- Qgfe (開発終了)
- UniGNUPlot (開発終了)
- RubyPlot (開発終了)
- QPlot (開発終了)
過去にはGNU Octaveのプロットエンジンとしても利用されていた。
