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EIF2S1

EIF2S1
インフォボックスの全データ 17
PDB
オルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
記号
EIF2S1, EIF-2, EIF-2A, EIF-2alpha, EIF2, EIF2A, eukaryotic translation initiation factor 2 subunit alpha
外部ID
OMIM: 603907 MGI: 95299 HomoloGene: 3020 GeneCards: EIF2S1
染色体
14番染色体 (ヒト)
バンド
データ無し
終点
67,386,516 bp
染色体
12番染色体 (マウス)
バンド
データ無し
終点
78,933,784 bp
分子機能
• translation initiation factor activity• ribosome binding• 血漿タンパク結合• 核酸結合• RNA結合
種
ヒト
Entrez
1965
Ensembl
ENSG00000134001
UniProt
P05198,H0YJS4
RefSeq(mRNA)
NM_004094
RefSeq(タンパク質)
NP_004085
場所(UCSC)
Chr 14: 67.36 – 67.39 Mb

EIF2S1(eukaryotic translation initiation factor 2 subunit 1)またはeIF2α(eukaryotic translation initiation factor 2 subunit alpha)は、ヒトではEIF2S1遺伝子にコードされるタンパク質である。

機能

EIF2S1は翻訳開始因子eIF2複合体のαサブユニットである。eIF2は、α(36 kDa)、β(38 kDa)、γ(52 kDa)という3つの異なるサブユニットから構成される。eIF2は翻訳開始における初期の調節段階を触媒し、リボソーム40Sサブユニットへの開始tRNA(Met-tRNAiMet)の結合を促進する。この結合は、Met-tRNAiMet、eIF2、GTPからなる三者複合体として行われる。三者複合体の形成速度はeIF2αのリン酸化状態によって調節されている。eIF2キナーゼによるeIF2αのリン酸化は、統合的ストレス応答の調節に重要な役割を果たしており、また小胞体ストレス時に細胞保護効果をもたらす。

臨床的意義

脳の虚血再灌流後の神経細胞では、eIF2αのリン酸化によるタンパク質合成の阻害が生じる。このとき、リン酸化eIF2とアポトーシス時にミトコンドリアから放出されるシトクロムcとの共局在がみられる。リン酸化eIF2はシトクロムcの放出よりも先に出現するため、eIF2のリン酸化がアポトーシス時のシトクロムcの放出を開始していることが示唆される。

eIF2αにヘテロ接合型S51A変異を有するマウスは、高脂肪飼料による飼養時に肥満や糖尿病を発症する。耐糖能異常の原因は、β細胞におけるインスリン分泌の低下、プロインスリン輸送の欠陥、インスリン顆粒数の減少である。このように、食餌性の2型糖尿病の防止にはeIF2αの適切な機能が必要不可欠なようである。

脱リン酸化阻害剤

サルブリナルは、eIF2αを脱リン酸化する酵素の選択的阻害剤である。サルブリナルは、単純ヘルペスウイルスタンパク質によるeIF2αの脱リン酸化も遮断し、ウイルスの複製を阻害する。

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