機能
BCL6遺伝子にコードされるBCL6タンパク質は進化的に保存されたジンクフィンガー型転写因子であり、N末端にPOZ/BTBドメインを持つ。このタンパク質は配列特異的な転写リプレッサーとして作用し、B細胞のSTAT依存的なIL-4応答を調節することが示されている。このタンパク質はいくつかのコリプレッサー複合体と相互作用して転写を阻害する。BCL6遺伝子はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)において高頻度で転座や高変異が生じていることが知られており、DLBCLの発症に寄与している。エクソン7がスキップされたスプライスバリアントは、DNA結合ドメインの最初の2つのジンクフィンガーを欠く短いタンパク質をコードする。
生理学的には、BCL6はナイーブヘルパーT細胞の濾胞性ヘルパーT細胞(TFH細胞)への分化をもたらす主要な転写因子である。その作用は転写因子Blimp-1による負の調節を受ける。
診断における有用性
相互作用
BCL6は次に挙げる因子と相互作用することが示されている。
- BCOR
- C-Jun
- HDAC1
- HDAC4
- HDAC5
- HDAC7
- IRF4
- NCOR2
- ZBTB7A
- T-bet
- ZBTB16
