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パウエル自動車

パウエル自動車

基本情報

成立日1926
分類自動車製造者
国アメリカ合衆国

パウエル自動車またはポウエル自動車(英: Powell Manufacturing Company、PMC)は、かつてアメリカ合衆国カリフォルニア州コンプトンに存在した製造会社である。1920年代にラジオの製造会社として創業し、のちにスクーター、小型オートバイ、ピックアップトラック、ステーションワゴンなどを製造した。

歴史

創業とスクーターの製造

ヘイワード・パウエルとチャニング・パウエルの兄弟は、1920年代半ばにラジオの製造を始め、1926年にパウエル・マニュファクチャリング・カンパニーを設立した。ラジオ事業から撤退したのち、1930年代半ばからスクーターの製造に進出した。

第二次世界大戦中は軍需品の製造を行い、戦後にはC-47、P-48、P-49などのスクーターを製造した。1949年には小型オートバイのP-81を発売した。

パウエル製スクーターは日本のスクーター開発にも影響を与えた。旧中島飛行機を前身とする富士産業は、アメリカ軍が使用していたパウエル製スクーターを参考に、1946年6月に最初のラビットスクーターを完成させたとされる。富士産業の後身であるSUBARUの社史でも、1946年にラビットスクーターの第1号車が完成したことが記録されている。

自動車の製造

パウエルは1954年から1957年にかけて「スポートワゴン」と呼ばれるピックアップトラックとステーションワゴンを製造した。

スポートワゴンは、廃車となった1941年型プリムスのシャシーやエンジンなどを再利用し、新しく製造した車体を組み合わせて生産された。ピックアップトラックの荷台側面には、釣りざおなどの長い物を収納するための引き出し式収納スペースが設けられていた。

生産台数については資料によって差があるが、パウエル・スポートワゴン・レジストリではピックアップトラックが1,020台、ステーションワゴンが約150台とされている。一方、約1,200台のピックアップトラックと約300台のステーションワゴンが製造されたとする資料もある。

後年

1960年代に会社はパウエル・ブラザーズへ改組され、「パウエル・チャレンジャー」と呼ばれるトレールバイクや小型オートバイを製造した。

創業者の一人であるヘイワード・パウエルが1978年に死去し、チャニング・パウエルが引退したのち、会社は1979年に事業を終了した。

製品

スクーターおよびオートバイ

  • パウエル・ストリームライナー
  • C-47
  • P-48
  • P-49
  • P-81
  • パウエル・チャレンジャー

自動車

  • スポートワゴン
    • ピックアップトラック
    • ステーションワゴン

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