来歴
著書
歌集
- 第一歌集『春傷歌』(潮汐社 、1979年)
- 第二歌集『風』(手帖社 、1981年)
- 第三歌集『寄物六百歌』(砂子屋書房、1999年)
- 『現代歌人文庫小見山輝歌集』(砂子屋書房、2013年)ISBN 9784790414902
- 第四歌集『朝凪 夕凪』(潮汐社、2015年)
- 第五歌集『神島』(潮汐社、2017年)
- 第六歌集『一日一首』(潮汐社、2018年)ISBN 9784885230530
歌書
- 『歌の話』(みぎわ書房、1997年)
- 『独り精進』(大学教育出版、2000年)
- 『歌の話Ⅱ 汽水の蟹』(潮汐社、2010年)
- 『歌の話Ⅲ とりふね』(潮汐社、2020年)ISBN 9784885230608
その他
作品



3枚の画像
『春傷歌』
- 迫りくる雲の速さに驚きて声にし出でぬあはれ人の名
- 朝霧の動くともなき河原に現れては消ゆる黒き石ひとつ
- 男装となりてにほへる女医なりき「四平」にて別れその後を知らず
- つかの間のしぐれののちの雲晴れて墓原に人の墓ぞひしめく
- 戦ひにわが友多く死にけり昭和二十年ひとしく行年十五歳
自選歌集『空蟬』(『現代歌人文庫小見山輝歌集』所収)
- おびただしき猫と住まひて媼ひとり悦楽(えらぎ)の声をあぐることあり
『寄物六百首』
- みなぎりて波止を越えむとする潮を身に感じをり色事に似る
- 死の際に思へることや何ならむ佐太郎柊二まして迢空
- 鉄板の上にて焼きし死者の事思へば生くるは狂ふに似たり
『朝凪 夕凪』
- 常凡(よのつね)のことにはあれど人ごみの辻に泣きわめく児のあるはあはれ
- 驟雨して山にまつはる雨霧の暗く暮れゆくまでのいろいろ
- 鬼の声する時を経て鳥の声風の声まれに人の声する
『神島』
- 誰の妻と思ひかなしむ身の白く照りたるをみな細魚(さより)をすすぐ
- 枯芝のうへを枯葉がころげまはり音もたてねば見てゐるばかり
- 幼女(をさなめ)の庭前(かど)の遊びに声をかけ過ぎて来にけり互(かた)みに独り
『一日一首』
- 木も草も枯れはてにけり ささやまにささなき走るうくひすのかげ
- 生れ在所の神島にかかる橋なれば 戻る思ひにわたりをり あはれ
- 天神の沖の迫水(せみど)の水尾ひとすぢ 青む を見れば 昼ふけにけり
歌碑
- 「わたり鳥 さしばの鷹の声すると ふり仰げども たゞ青き山」(岡山県笠岡市神島・自在天神社 2017年建立)
